農繁家庭委託実習

長男の通う農業高校では、春と秋のそれぞれ二日間「農繁家庭委託実習」と言う実習があります。
兵庫県ではこの但馬農業高校だけ、全国でもめずらしい実習だそうです。

実践テーマを事前に決めて計画書を作成し、それに沿って実習していきます。
我が家では、ほぼ毎週の休みには牛舎で仕事を手伝ってくれているので計画書や報告書の作成以外はお手の物だけど・・・。

今回は、和田山食肉センターへの出荷があり実習の計画書にはなかったけど「ぼくも連れて行ってほしい」と父親に言ったようで本日、長男は初めてとちくに立ち合いました。
「お母さんが行ったときは手伝いする?」いいや、私はお邪魔にならないようみなさんの作業を見つめるだけです。
「ぼく、結構手伝わせてもらった」「ぼくが生活できるのは牛のおかげだってよう分かった」などなど。とっても良い経験をさせて頂いたようです。飼育していた牛さんの命を頂く・・・だから命ある間は精一杯の愛情を、優しい言葉を、手を、たくさんかけてあげたい。
そういうことが分かっていって欲しいな、長男!

と同時に私たちが育てた牛さんは食肉センターの職人さんがいないと食肉にはなれません。
職人さんいつもありがとうございます。またこれからもよろしくお願いしますね。


(昨日の放送、どうだったんだろう?録画できてなかったよ)