赤ワイン煮込み・四日目

スープがソースにならない事態に戸惑う牧場長に、救いのコメントを下さった小早川師範、ありがとうございます。

教えて頂いたように「ブール・マニエ」を作りました!

洋菓子みたい!食べたい! いえいえこれは「ブール・マニエ」です(^^)


温めたスープで少量の「ブール・マニエ」を溶き、スープをソースに変身!させます。

とろみが出ました!ソースになりました。
タンをカットするのは社長。その写真を撮り忘れる牧場長。
カットしたタンをソースに絡めます。
四日待った赤ワイン煮込み。もう、食べる事しか考えてません!写真撮ってません!

付け合わせは、マッシュポテトと人参のグラッセブロッコリーがあると思ってたらなくて…。パセリを。

お味は、とにかく深い!深〜い風味。幾重にも重なる風味は四日間の成果でしょうか!?
上田畜産の牛さんのタン、長い仕込みの後、出来上がった赤ワイン煮込みを食するとなると、お皿にもカトラリーにもこだわりたい気分でした。

上手に表現できないけど、あぁ本物を追求するってこういう事か、更に突き詰めれば、赤ワインのシャトーだとか、香草野菜の生産者だとか(今回の玉ねぎは淡路の川渕さん生産です。とっても美味しいです)。出来上がったお料理を表現するお皿だとか。
安けりゃいいって人もいれば、いくら高価でも、出所の分かる材料で、作り手がどんな思いで作り上げたか、そこを求める人もいる。って、なーんか……現在関わっている生産の思い、消費する側の思い…色々考えた四日間でした。

生きることは食べること。
より良く生きる為に、より良いものを食べたいな。